『パーレー法』は「勝ったらベット額を倍に上げる」という、倍々ゲームで、勝った時のみベットサイズを上げる方法。
そして同じく賭け金を倍にしていく「パーレー法」を発展させた必勝方法が『グランパーレー法』です。
勝ったときに賭け金を2倍にし、一番初めのベット金額を足していく、というもの。
たとえば、初めに1ドルを賭けて勝った場合、次は2ドル+1ドルを賭けます。
賭け金を倍+1にしていく事で、パーレー法よりも早く資金が増えていく方法ですが、果たしてメリット・デメリットや注意すべき点とは?
グランパーレー法の使い方
パーレー法では、勝った場合前の賭け金の2倍としましたが、
このグランパーレー法では「2倍+1」とします。
『1,3,7,15,31,63,・・・』
と賭け金を上げていきます。
▷資金を100ドル・基本ベット額を1ドルとした時
【1回目】
賭け金:1
残金:99
⇨勝利
配当:1
資金:101
【2回目】
賭け金:3(1×2+1)
残金:98
⇨勝利
配当:3
資金:101+3=104
【3回目】
賭け金:7(3×2+1)
残金:97
⇨勝利
配当:7
資金:104+7=111
この様に賭け金を倍+1にしていく事で、パーレー法よりも早く資金が増えていきます。
グランパーレー法が有効なゲームとは?
主にテーブルゲームの中心である、「ルーレット」「バカラ」「ブラックジャック」「シックボー」で、勝率50%で勝てるゲームにグランパーレー法は有効。獲得額が変動するスロットやビデオポーカーなどでは、グランパーレー法を使うのは難しいです。
例えばルーレットで遊ぶときは「奇数or偶数」「赤or黒」などの場所にベットするときに、パーレー法を使うことができます。
グランパーレー法を使用する際の注意点
連勝すれば、少ない軍資金でも多額の勝利金を手にすることも可能というのが嬉しい点。けれど1回でも負けると、今まで増えた勝ち金がなくなり、また「勝ち」「負け」が交互になってしまうと効果を発揮しません。連勝しているうちに逃げ切る、というのが重要。
自分の元の資金を喰いながらベットしているので、3勝してリセットするのが一般的。
「グランパーレーOF THREE」などと言われるくらい、メジャーなシステムベット法です。
増えた勝ち金をなくさない為、3連勝して賭け金を「1」に戻すことで、途中で負けても利益を残すことができます。
例えば前述の例での3回目。
賭け金:7(3×2+1)
残金:97
⇨勝利
配当:7
資金:104+7=111
この3回目が終わった時点で、「戻す・戻さない」の2パターンを見てみましょう。
▷賭け金を戻さない場合
【4回目】
賭け金:15(7×2+1)
残金:96
⇨勝利
配当:15
資金:111+15=126
【5回目】
賭け金:31(15×2+1)
残金:95
⇨負け
配当:なし
資金:111ー31=80
【6回目】
賭け金:1
残金:79
⇨勝利
配当:1
資金:80+1=81
▷賭け金を戻した場合
【4回目】
賭け金:1
残金:110
⇨勝利
配当:1
資金:110+1=111
【5回目】
賭け金:3(1×2+1)
残金:108
⇨負け
配当:なし
資金:111ー3=108
【6回目】
賭け金:1
残金:107
⇨勝利
配当:1
資金:108+1=109
上記の様に、もし3連勝したのち賭け金を「1」に戻していた場合、資金は109。ですが賭け金を戻さずに負けてしまった場合、大きな損失となり勝ち金がなくなってマイナスとなってしまいました。
途中で負けても利益を残す為にも、遊ぶ前に自分でルールを決めてから使うことをオススメします。また、「勝ち」「負け」が交互になってしまう場合は効果を発揮できません。もし「勝ち」「負け」が交互になってしまう場合は、潔く違う方法に切り替えましょう。
注意点2:テーブルリミットを確認
カジノで遊べる全てのカジノゲームには、1ゲーム時に賭けられる金額と言うものが定められています。ゲームに参加するために最低限必要な賭け金を「ミニマムベット」と呼び、1ゲーム時に賭けられる最高金額を「マキシマムベット」と呼びます。
テーブルリミットの設定額は、カジノ店舗やゲーム、テーブルや賭けるエリアごとに異なりますが、一般プレイヤーでは基本的に”500ドル前後”が上限とされています。
※ただしハイローラーと呼ばれるカジノゲームで多額な現金を使用した方のみ与えられるVIPプレイヤーは、1000ドルや3000ドルと大きな賭けを行うこともできます。
テーブルリミットがある以上、パーレー法で必要な2倍賭けが行える回数(連勝の回数)が制限されているので確認しましょう。
パーレー法から発展した攻略法なため、ベット方法など、ほとんどやり方は同じですが、グランパーレー法はそこに決まった金額を足して賭けていくため、より大きな利益が見込めます。まずは『パーレー法』から試してみて、調子がよければ『グランパーレー法』も試してみるのがいいかも。注意点に気を付けながらトライしてみて下さいね。