モンテカルロ法は決められた数列を作り、ベット額を数列に従って決めていく必勝法。
例えば、6面のサイコロを振った時の結果は、各1面ごと6分の1の確率ですが、目が出てくる順番などは全く分かりません。
つまり600回サイコロを振れば、それぞれの面が「およそ100回」出ることは確率的に予測できますが、”それぞれの面が正確に何回出るか” ”どういった順番で出るか”は分からないですよね。
このように、自然現象などが関係し、複雑すぎて解くことができないものを、シミュレーションによって解こうとする一つの手法なのです。
他の必勝法より少ない賭け金で勝てるやり方なので、慣れると少ない資金で大きく勝つことができます。しかし1度勝てば利益獲得!というわけではなく、何度か勝ち負けを繰り返して長期戦でコツコツ利益を出していくやり方です。
そして他の必勝法とは違い、3倍以上の配当がもらえるゲームに有効。負けが続いても大きなリスクを背負うことがないので、リスクを抑えながらコツコツと利益を出していきたい人にオススメの方法。
そんなモンテカルロ法のやり方を解説します。
モンテカルロ法の使い方
まずは紙とペンを準備。モンテカルロ法に挑戦するときには数列を記述していくツールが必要になります。
最初の方は頭の中だけで覚えることができますが、攻略法1セットが長引いてしまうと数列を覚えきれず、ベット額を間違い、1セット終了後に利益が残らない…などという事態を避ける為です。数列に数字を加えたり、消したりしていくルールをしっかりと把握し、間違いなく記述していきましょう。
▷ルーレットでの使用例
スタート金額を100ドルとし、3倍以上の配当があるところに賭けていきます。賭ける場所は3倍の配当がもらえる場所の一つ 【1から12】にします。
⒈まずはメモ帳に【1・2・3】と記入します。
次に一番左の数字【1】と一番右の数字【3】を足します。足した数字の「4」は1回目のゲームに賭ける金額となります。
【1から12】に4ドル賭けます。
⒉ ⇨負け
【1・2・3】の数字の右側に【前回賭けた金額】の【4】を追加します。
一番左の数字【1】と一番右の数字【4】を足します。足した数字の「5」は2回目に賭ける金額となります。
【1から12】に5ドル賭けます。
⒊ ⇨ 勝利!
勝った場合は両端の数字を消します。数字が全部なくなりました!
モンテカルロ法は数字が全部なくなるか数字が1つになるまでなので、続行する場合は⒈の手順に戻ります。
もしも負けた場合には前回賭けた5を数列の端に追加し、数列の両端の1・5の合計である6ドルを賭けてプレイします。
この様に勝ち負けを繰り返しながら徐々に残高を増やしていくやり方がモンテカルロ法。時間をかけて長く遊びたい方にオススメです。
モンテカルロ法メリットとデメリット
▷メリット
・ルールにのっとりベットしていくだけなので簡単。
・リスクを抑えて徐々に残高を増やしていく事ができる。
・焦らずゆっくりと遊ぶことができる。
▷デメリット
・メモっていく必要がある。
・ランドカジノでは使用しにくい。
・時間を要する。
モンテカルロ法が有効なゲームとは?
基本的には3倍配当のゲームで活用します。
3倍配当のゲームとしては、ルーレットの「ダズンベット(1ダース12点賭け)」や「コラムベット(1列12点賭け)」が代表的。
バカラなど2倍配当のゲームでも使うことはできますが、場合によっては連勝で締めくくらないと、モンテカルロ法が1セット終わった時に利益が出ない可能性もあります。
そして、毎回計算が必要になるモンテカルロ法は勝負の結果を記述していく必要があるため、ディーラーが目の前にいるランドカジノではなく、”オンラインカジノならでは”ともいえるベット法。
説明で少し複雑に感じる人もいるかもしれませんが、実際プレイして慣れれば簡単だと感じられると思いますので、ぜひ一度試してみてください。
もちろん、あくまで方法にすぎませんので、”時間をかければ必ず勝てる”という訳ではありません。しかし、リスクを抑えながら、やめ時を間違えなければ収支はついてくるでしょう。
まとめ
デメリットで述べた様に、モンテカルロ法は時間を要するので長期戦でコツコツできる人向けです。
短期で終わることもありますが、連敗が続くと1セットを終わらせるのに時間がかかってしまいます。時間に余裕があるときに使うのもポイント。
モンテカルロ法において焦りとイージーミスは禁物です!
リスクは低めですが資金力はある程度必要となります。
負けたら賭け金を倍にしていく『マーチンゲール法』よりはリスクが低めですが、負けた時にベット額が増えるという特徴は同じなので、時と場合により総ベット額は大きくなります。
何が起こるか分からないのがギャンブルなので、常に最悪の事態を想定しつつ、ベット額上限が高いゲームで遊ぶようにしましょう。
淡々とベットし続ける様なやり方にマンネリ感を感じている方には、一度トライしてみて下さいね。